2023寒中お見舞い申し上げます

 我が家の一人娘ネコ はなは、昨年12月初めに突然体調を崩し、まったく食欲を失くしましたが、病院で点滴治療を受けると、強靭な生命力で体力を回復し、無事、年を越すことができました。しかし、1月5日ころから再び食べられなくなり、12日夜静かに息を引き取りました。18歳10か月、ヒト年齢にしますと、93歳の生涯でした。
 はなは、昨年夏ころから認知機能の低下が始まり、トイレの使い方や食事の仕方に異変が起きていました。
  12月の体調急変後、はなは、おしめ取替えが終わると決まって、目をつぶり、ぐったりとしていました。父さんは、そんな、はなを見るのはつらかったのですが、介護している時間が何にも代えがたい大切なものだと感じました。あれほど母さんにべったりだった はなでしたが、夜中、父さんの枕に頭を載せたり、ときには父さんの頭や顔に自分の耳や鼻を擦りつけたりするようになり、父さんは幸せでした。
 今、はなは、別の世界で若いころの元気を取り戻し、ドローンみたいに自由自在に飛びまわっているのでしょう。たまには父さん母さんがいる世界に突入して、びっくりさせてほしい。はなと暮らした年月はあっという間に過ぎたけれど、はなは、ほんとうに楽しいネコ生を元気いっぱい生きたと思います。皆様、ありがとうございました。